2022/02/25 09:00
よく皆様から聞かれることは、「CBDは違法では?」「CBDは危険?」「CBDは体によくないのでは?」「CBDは麻薬でしょ?マリファナと一緒でしょ?」・・・。今回はこの疑問にしっかりとお答えします。
CBDに関する法律とは?
現在、日本で大麻やCBDに関わる法律は、大きくは2つあります。1つは昭和23年にGHQによって施行させられた、その名もズバリ「大麻取締法」で、もう1つは昭和28年に定められた「麻薬及び向精神薬取締法」です。最初の「大麻取締法」は、大麻草をもとにした製品に焦点があてられていますが、その後「麻薬及び向精神薬取締法」ではさらに適用範囲を広げ、麻薬全般、さらには覚醒剤を始め、向精神作用のあるすべての物質に対して網がかけられています。CBDを輸入したり、取り扱う場合には、「大麻取締法」のことを挙げる方が多いですが、厚生労働省としてはこの2つの法律をベースとして審査をしていることになります。ただし、CBDが合法かどうかという解釈に関しては、最初の「大麻取締法」の第1条にまず「大麻とは何か?」が規定されており、そこが基準となっています。「第一条 この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。」。要するに「大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く」と明確に部位の一部を使用する場合は除外されています。ここが重要です。多くの方は「大麻取締法」という名前と、子供の頃から聞かされた「大麻ダメ!」というキャンペーンで、頭から大麻はすべてダメと思い込んでいるのですが、上記のルールを守った製品は合法で、実際に多くの製品が、厚生労働省の認可のもと、輸入されています。
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=323AC0000000124
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=328AC0000000014
大麻・麻・アサという言葉について
この法律ができるまでは、大麻の基元植物はアサ科の「アサ」であり、「アサ=ヘンプ=カンナビス・サティバ・エル」から作られた繊維のことを「麻」と日本では呼んでいました。ところが大麻取締法の施行もあり、今ではアサはほとんど使われることがなくなり、多くは皆さんも聞かれたことがあるかと思いますが、アマ科の亜麻の繊維から作られるリネンが主流となり、JIS(日本工業規格)においても「麻」は亜麻となってしまいました。話がそれましたが、要するにここで言う「大麻」はアサのことであり、「カンナビス・サティバ・エル」という種に限定をされているということです。最初に「カンナビス・サティバ」と名付けたのは、ドイツ植物学の父と言われるレオンハルト・フックスで1500年代に遡ります。そして、種名の最後のエルは分類者を表しており、学生時代に習った記憶のある人も多いと思いますが、1700年代のスウェーデンの植物学者リンネのLです。「カンナビス・サティバ」は「管のようで栽培できる有用性のある」という意味でつけられており、その当時から大麻の効果は注目をされていたことを示しています。ヘンプは、人類によって栽培された最初の植物の一種と言われており、中央アジアでは1万年以上前から、麻紙や麻布、神具、実(種子)は大豆に匹敵する高い栄養価があるため食用や生薬に、麻の実油は食用や燃料など多方面で活用されてきた。
知らず知らずに摂取・利用している大麻関連製品
この法律は以前も述べましたが、第二次大戦後GHQによって無理やり施行された経緯がありますが、その際になぜわざわざ上述の2つの部位=成熟した茎と種が除外されたのでしょうか?まず、わかりやすいのは「種」の方です。実は、日本の国民的調味料である七味唐辛子の7つの薬味の1つが大麻の種だからです。成分表示には「麻の実」と書いていますが、ヘンプシードのことです。日本には歴史的になくてはならないものということと、種にはほとんどハイになる成分であるTHCが含まれていませんので、見逃されたのでしょう。さらに近年において、多く人にその高い栄養価から注目をされているのが「ヘンプシードオイル」ですが、このヘンプシードオイルの多くは、上記の「ヘンプ=カンナビス・サティバ・エル」の種から作られています。ですので、もし大麻取締法で種も禁止されていたら、現在日本ではヘンプシードオイルは輸入も販売もできなかったわけです。茎に関しては、こちらも古くから、神社における神事で使う「しめ縄」などのほとんどは大麻草の茎を使うことになっています。そこを考慮され、茎もTHCがほとんど入っていないので、除外されたと考えられます。
厚生労働省がきちっと審査をし、通関時にも検査
さらには厚生労働省も「CBD(※)オイル等の CBD 製品の輸入を検討されている方へ (※)CBD とは、Cannabidiol(カンナビジオール)のことです。」ということで輸入のルールを明確にしています。大麻取締法を守り、このルールに則って審査をされ、通関での検査を通って輸入をされたCBD製品は完全に合法ですので、安全してお使いいただけます。REEZのスポーツCBDは上記の手続きをしっかり踏むとともに、自らさらに厳しいTHCの検出限界値を設けたり、自ら法律には指定をされていない、一般財団法人食品分析センターでの検査を経て、安全が確認された商品を提供しています。
https://www.ncd.mhlw.go.jp/dl_data/cbd/guidecbd.pdf
REEZのCBDオイル
現在アメリカなどでは、どんどんと研究が進み、睡眠障害の人に焦点を当てて、より睡眠にフォーカスした商品や、集中力に焦点を当てた製品などが出ています。そんな中で、日本の厳しい規制などを考慮して、より安全な99.9%以上の濃度のCBDアイソレートを使った初心者でも安心して摂取できる、導入版として作られたものが「SPORT CBD OIL 2000mg」です。無味無臭で飲みやすく、日々コンスタントに摂取することにより、あなたの体内のエンドカンナビノイドシステムに丁寧に働きかけて、徐々に効果が出てくるように設計をされています。「よく眠れるようになった」「寝起きがすっきりとし始めた」「疲れにくくなった」など、お客様によって様々な感想をいただいています。