2022/03/21 09:00
タバコ、電子タバコ、紙巻きたばこ、加熱式タバコ、VAPEそして、CBD VAPEといろいろな言葉が飛び交っている今日この頃ですが、なかなかそれぞれの違いがわからないものですね。今回は何が違うのかを解説いたします。
そもそも「タバコ」とは?
タバコは、なんとナス科の多年草で、もともと南米の原住民が刻んで吸っていたものです。それをコロンブスの大陸発見以降、主に南米大陸に進出をしたスペイン人が本国に持ち帰って「tabaco」と名付けました。時は大航海時代で室町時代末期から戦国時代、江戸時代初期に宣教師とともに長崎などを中心として南蛮貿易が盛んになり、日本にももたらされたようです。その後、種子も日本に持ち込まれて栽培も始まりました。ですので、「煙草」と漢字で書くように草に火をつけて煙を吸うのがタバコです。現在この草に火をつけて吸うと意味での「タバコ」は、日本政府の専売となっており、日本政府が大株主のJTしか国内製造ができないことになっており、輸入販売も政府の許可を受けた海外タバコ会社のみとなっています。以前、キューバの展示会を日本で行うことになり、会場で葉巻の製造実演販売をしようと思ったら、それでも政府の許可が必要と言われたぐらい厳しいです。
タバコの規制の始まりと電子タバコ
なぜタバコが政府の専売になったかというと、1894年に勃発した日清戦争において戦費不足に陥った政府が、当時贅沢品として1876年からかなりの税金がかけられていたタバコに目をつけました。そして、税収アップのために、1894年に国内の煙草の葉の原料を国が買い上げて専売する法律を作りましたが、逆に葉たばこの不正取引や安い輸入品の国内流入を招いてしまい、政府は目標の税収を得ることができなかったので、一気にすべてを管理する煙草専売法ができ、それ以来現在に至っています。ただ、これは各国同じような事情で、すでに民営化された国もあれば、完全に政府管理の国もあり様々です。世界で初めての電子式の吸引機が発明されたのは、1930年のアメリカで薬の吸引機としてでした。おそらく当時は煙草会社の力が強大だったので、とても煙草吸引用にはできなかったでしょう。時を経て、1963年にようやく同じくアメリカで今のもののプロトタイプとなる電子タバコの特許が登録されました。しかし、それも一般には広まりませんでした。その後、2003年に中国で開発されたマイクロプロセッサを搭載した電子タバコがヨーロッパにも広まり、その後2014年ぐらいからフレーバーなどが入ったリキッドを加熱して吸うタイプが、アメリカを中心に世界中でブームとなりました。それと並行してニコチン入りの商品も出始めました。ああ、それがiQOSかあ、と思った読者もおられるかと思いますが、実はちょっと違います。
加熱式タバコと電子タバコ
iQOSやブルームなどは、基本的にタバコ葉を加熱し、ニコチンを含むエアロゾルを吸うものです。結局は葉っぱを使っています。それに対して、電子タバコというのは、カートリッジに入ったリキッドを気化して出た蒸気(VAPOR)を吸うものです。この違いは大きく、もちろん電子タバコのリキッドの中にニコチンを入れている商品もありますが、基本的にはニコチンが入っていないものとしてスタートしたのが電子タバコです。最初にも書いたように、タバコはナス科の植物でその葉を使うものを呼んでいるわけで、ですので、葉っぱを使わない機器に電子「タバコ」という言葉を使うには矛盾があります。この言葉を使うから、誤解や規制が生まれたりします。
CBD VAPE とタバコの違い
ここまで読んでいただいた読者の方はもうお分かりかと思いますが、CBD VAPEとタバコは全く違うものです。もともと電子吸引機が薬の吸引用に開発されたように、CBD VAPE は文字通り、健康成分であるCBDをより吸収率を高めるために気化をして吸引するための商品です。弊社の商品はさらに60%という濃度にすることにより、少ない吸引で最大の効果が短期間で引き出せるように設計しています。ぜひお試しください。
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