2022/06/06 21:26
コロナウィルスが世界中に広がり、パンデミックが起こった2020年の4月ぐらいからアメリカでは、CBDが人間の持つ免疫力を高める働きがあることから、コロナの予防に効果があるのではないかという情報が駆け巡りました。そして、その後研究者から効果を裏付ける研究発表がいくつかなされました。
アメリカのCBD販売の棚から製品が消えた。。。
2019年の終わり頃、アメリカではCBDブームがひと段落し、伸びが少し鈍化しかけていた矢先にパンデミックが起こりました。そこで、一時はさらに落ち込みかけましたが、CBDはそもそも人間が持つ免疫力を高める働きがあるので、ウィルスに対して予防効果が高いのではないかと言われるようになりました。いくつか、それを裏付ける研究成果が出されたところ、パンデミック中に再びCBD熱が高まり、一時スーパーやドラッグストアのCBD売り場から商品がなくなるということがありました。よく考えると、そのころはまだワクチンがいつできるかもわからない頃で、各国ともロックダウンで対処するしかなく、当時のアメリカやブラジルの大統領は、クロロキンなどの効果があやふやな薬を必死で推奨していました。そのような中で、アメリカなどでは自衛策として、予防のためにCBDを買い漁ったわけです。その後、ワクチンが普及することで、パンデミックも終息へと向かいつつありますが、一方で相変わらず変異株はどんどん生まれていることもあり、引き続き、CBDのコロナウィルスに対する有効性に関しては、各国において科学者が研究を続けています。つい最近、2022年1月20日にも著名な科学雑誌である「Sciense」の発行する「Science Advance」誌でシカゴ大学生物科学部を中心とするグループが『カンナビジオール(CBD)がコロナウィルスの増殖を阻害する』という研究成果を発表しているのでご紹介いたします。この研究には、日本からも日本大学生物資源科学部食品生命学科食品分析学研究室の大槻 崇 准教授も参加されています。
コロナウィルスの増殖を止められるものは?
まずは、「はじめに」のところで、以下のように述べています。「コロナウイルス2(SARS-CoV-2)は、世界中で広く罹患率と死亡率を引き起こし続けるパンデミックであるCOVID-19の原因です。SARS-CoV-2は、人に感染することが知られているコロナウイルスの7番目の種で、これらのコロナウイルスには、様々な種類があり、風邪からより重篤な病態まで様々な症状を引き起こします。最近ワクチンが利用できるようになったにもかかわらず、SARS-CoV-2は依然として急速に拡大しており、特にワクチンへの関心やアクセスが限られている人々にとって、代替治療の必要性が浮き彫りになっています。現在までのところ、SARS-CoV-2の複製とウイルス産生を阻害する治療法はほとんど見つかっていません。」要するに、細胞(宿主)に感染したウイルスは、細胞のタンパク質合成(翻訳)装置を利用して自身のタンパク質を合成し、増殖します。これに対して細胞側はウイルスによる乗っ取りを防ぐため、タンパク質合成を一時的に停止しようとしますが、それがうまくいかなかったりウィルス側が強いと感染してしまいます。ですので、ウイルスに乗っ取られた時に、その増殖を阻止するものを見つける必要があります。「コロナウイルスや他の進化する病原性ウイルスによる感染を抑制するために、我々は数多くの小分子の抗ウイルス性をテストしましたが、宿主ストレスおよび抗ウイルス性炎症反応の調節因子となりうるものの1つが、カンナビジオール(CBD)であることがわかりました。」「CBD含有製品に関する数多くの研究や根拠のない多くの主張にもかかわらず、CBD自体の生物学的作用は不明であり、特定の標的もほとんど知られていません。しかし、CBDの経口溶液は、主にてんかんの治療のために、米国食品医薬品局(FDA)認可の医薬品です。このように、CBDは薬物としての地位を持ち、治療薬として実行可能です。限定的ではありますが、ある種のカンナビノイドがC型肝炎ウイルスやその他のウイルスに対して抗ウイルス作用を持つという研究報告もあります。」
明らかになったCBDの可能性
臨床試験は、マウスによる動物実験と試験管の中での細胞に対する試験によって行われました。その結果、「CBDとその代謝物である7-OH-CBDは、感染の初期から後期までSARS-CoV-2感染をブロックできることが示唆されました。これらの細胞ベースの知見に加えて、前臨床研究では、CBD治療がSARS-CoV-2感染マウスの肺と鼻腔内のウイルス力価を低下させたことが示されています。最後に、COVID検査時にCBD100の消費記録がある患者の全国サンプルを分析したところ、SARS-CoV-2陽性の検査結果が大幅に少ないことと関連があることが明らかになりました。この相関は,マッチングモデルやアウトカムモデルの変更を含む多くの感度分析に対して確かであり,他の大規模なマルチサイトの電子健康記録データセットや前向きな実験デザインによる検証など,CBDがSARS-CoV-2感染に対抗する可能性に関するさらなる研究の価値があることを示しています。」「CBDはまた、ウイルス感染に応じたサイトカインの活性化を抑制し、肺やその他の患部組織内で免疫細胞の動員やそれに続くサイトカインストームの可能性を低減させます。これらの結果は、CBDがマクロファージなどの動員された免疫細胞におけるサイトカイン産生を抑制することを示唆する以前の知見を補完するものです。このように、CBDは感染の初期段階で抗ウイルス剤として作用するだけでなく、後期段階で過剰な免疫システムから宿主を保護する可能性を持っています。」「CBDは、SARS-CoV-2に対する潜在的な予防薬として、多くの利点を有しています。THC含有量が0.3%未満の食品添加物としてのCBDは、(アメリカでは)アクセスを制限されることなく広く入手可能です。適切な処方、品質管理、配送により、CBDは最近の抗ウイルス剤とは対照的に予防的に使用することができます。CBDの摂取は,吸入や鼻腔内投与の可能性を含め,複数の手段が考えられますが、CBDは細胞内への侵入後にウイルスの複製をブロックするので,変異したスパイクタンパク質を持つウイルス変種に対しても有効である可能性が高いです。レムデシビルや抗ウイルス抗体などの薬剤とは異なり,CBDの投与には病院での注射は必要ありません。」
CBDアイソレートのみが効果的であることが判明
今回の研究を通して、「高純度CBDはヒト肺上皮細胞におけるコロナウィルスの複製を阻害するという結果がわかりました。コロナウィルス複製に対するCBDの効果を調べ、オリジナルのコロナウィルス株に加えて、懸念される3つのSARS-CoV-2変種(α、β、およびγ)を試験し、それらの細胞感染能力は、CBDによって明らかに阻害されました。さらに、同系統のカンナビノイド、THC、カンナビジオール酸(CBDA)、カンナビジバリン(CBDV)、カンナビクロメン(CBC)、またはカンナビゲロール(CBG)がコロナウィルス感染を阻害する能力があるかどうかを調べました。このグループのうち、CBD(カンナビジオール)のみが強力な薬剤であり、その他の近縁の同族体では抗ウイルス活性がないか非常に限られたものであることがわかりました。」
そして、今回の研究では、純度97%以上のCBDアイソレートが使われており、純度が高く高濃度であるほど、効果があることがわかっています。REEZのCBD製品はすべて純度99.9%以上のCBDアイソレートを使用しているので、コロナウィルス感染予防としても、日頃からの免疫力向上のためにもぜひお試しください。
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